2020年、2年間お付き合いしていたカナダ人とバンクーバー近くのリッチモンドで結婚しました。
今回は、カナダで結婚する際の流れをご紹介します。
これからカナダで結婚する方への参考になれば嬉しいです。
マリッジライセンスの取得
カナダで結婚することが決まったら、まずはマリッジライセンスの取得が必須です。
私たちはマリッジライセンスをロンドンドラッグで$100で購入しました。
購入には、パスポートやバースサーティフィケート、シティズンカード等のIDが一つ必要で、
生年月日や出身地、母親の旧姓等の個人情報を聞かれた後にライセンスを発行してくれました。
こちらのライセンスは通常3ヶ月間有効なので、発行から3ヶ月以上経って結婚する場合は、また取得し直しとなります。
因みに、結婚する2人一緒でなくともどちらか片方だけでも2人分のIDがあれば購入可能なようです。
マリッジライセンスの詳細についてはカナダ政府のサイトMarriage Licenceをご確認下さい。
マリッジコミッショナーを予約
ライセンスを取得し、日程と結婚式の場所が決まったらマリッジコミッショナー(公証人)を探します。
私たちは、Search for Marriage Commissionersからコミッショナーを探しました。
このページのCityの欄に結婚する場所の都市を入力すると、その都市のコミッショナーの一覧と連絡先が表示されます。
こちらでお好きなコミッショナーを見つけて連絡先へ連絡します。
結婚式を行いたい日付に予約が取れたら、
- どんなセレモニーにしたいか
- 会場はどこか
- 時間は?
など簡単な打ち合わせをします。
このやりとりは全てメールを通して行いました。
打ち合わせが完了したら、後は結婚式当日を待つのみです。
私たちは2020年3月にマリッジライセンスを取得していましたが、
コロナの流行でいつ結婚できるか未定だったので、
ライセンスの有効期限の2週間程前から動き出しギリギリでしたが、
無事にコミッショナーを見つけ期限内に結婚式を調整できました!
立会人を決める
当日に来てもらう立会人は18歳以上の方で2名必要です。
立会人は当日、身分を証明する写真付きIDが必要なので、忘れずに持ってきて貰いましょう。
結婚式当日
結婚式はコロナの影響もあり、身内のごく少人数で自宅にて行いました。
セレモニーを行うにはコミッショナー、当人2名、立会人2名の計5名が最低限必要です。
内容としては、
- 誓いの言葉(コミッショナーが言う言葉をリピートする)
- 指輪の交換、キス
- 私たちのサイン
- 立会人のサイン
等を行いました。全部で20分程度です!
セレモニー終了後、仮の結婚証明書(legalでない)を頂きました。
その後、ピザやフルーツ等の軽食を来てくださった方々へ
軽くふるまい、解散する流れでした。
結婚式の規模によってはその他の企画もあるかと思いますが、
私たちの場合はこの様な感じでした。
余談ですが、もしカナダのファミリークラスで移民を考えている方は、
移民申請時に必要となる結婚式の写真を撮っておく事を強くお勧めいたします。
マリッジサーティフィケイト(結婚証明書)の受け取り
結婚式が終了すると、マリッジコミッショナーが結婚証明書を政府へ申請してくれます。
通常3週間程で自宅へ届くようですが、私たちの場合は結婚から2週間後に届きました。
万が一、結婚証明書を失くしたりした場合は、$27(2021年3月時点)で再発行できます。
結婚にかかった費用
結婚にかかった費用は合計200.2ドルでした。
こちらは自宅で結婚式を行った私たちの場合になります。
因みに、マリッジコミッショナーへのチップは?渡すべき?
となったので悩んだ結果、私たちは念の為にお気持ち程度のチップを別途渡しました。
まとめ
今回は、カナダで結婚する流れをまとめてみましたが、
いかがでしたでしょうか?
カナダでの結婚は、日本のように式を挙げずに入籍だけ!ということができませんが、
自宅でラフな服装でもセレモニーは可能なのでその点は気楽かと思います。
式を盛大に挙げたい方にとっては物足りない記事だったかと思いますが、その点はご了承下さい。
この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。
次回は、結婚後の手続きについて記載していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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