2021 カナダ ファミリークラス 【申請書類、提出書類】

申請手続き

前回、カナダのファミリークラスでの永住権申請方法の流れをご紹介しました。

今回は、どのように申請フォームへ記入したかのポイント、どのような書類を提出したのかより詳しくご紹介いたします。

これから申請する方の参考になれば嬉しいです。

  1. 提出する申請フォーム
      1. Document Checklist – Spouse (including dependent children of spouse) [IMM 5533]
    1. スポンサーが記入する申請フォーム
      1. Application to Sponsor, Sponsorship Agreement and Undertaking (IMM 1344)
      2. Use of a Representative [IMM 5476]
    2. スポンサーされる側(申請者)が記入する申請フォーム
      1. Generic Application Form for Canada [IMM 0008]
      2. Additional Dependants/Declaration [IMM 0008DEP]
      3. Additional Family Information [IMM 5406]
      4. Schedule A – Background/Declaration [eIMM 5669]
      5. Use of a Representative [IMM 5476]
    3. スポンサーと申請者両方が記載するフォーム
      1. Sponsorship Evaluation and Relationship Questionnaire (IMM 5532)
  2. その他提出書類
      1. 永住権申請費用のレシート
      2. 結婚証明書のコピー
    1. スポンサーの必要書類
      1. 身分証明書のコピー
        1. スポンサーがカナダの永住権保持者の場合
        2. スポンサーがカナディアンシティズンの場合
        3. スポンサーがインディアンの場合
      2. 雇用証明書
      3. 収入を証明する書類のコピー
    2. 申請者の必要書類
      1. 身分証明書のコピー
      2. カナダに住んでいる場合ステータスが確認できる書類のコピー
      3. 出生証明書
      4. 戸籍謄本、改正原戸籍謄本とその翻訳 
      5. 警察証明書 
      6. 証明写真2枚
    3. 2人の関係を証明する証拠
        1. 現在、スポンサーと一緒に住んでいない場合
        2. 現在、スポンサーと一緒に住んでいる場合
        3. 2人の間に子供がいる、お互い初めての結婚、結婚して2年経つのどれか一つでも当てはまらない方
  3. 書類を集める時の注意点
  4. まとめ

提出する申請フォーム

フォームは全て政府のサイトApplication forms – Sponsoring your spouseから、取得することができます。

「Get your checklist, forms and instructions」にある質問に合う答えを選び、「Get checklist and forms」ボタンを押すと、必要なフォームが出てくるのでそちらからダウンロードして下さい。

私もそうでしたが、申請ファイルの中身が見られない、ダウンロードできないという方が多数いるようです。もし、その問題がおきた場合の解決策を下の記事にまとめていますのでご参照ください。

ここからは、それぞれのフォームへの記入のポイントを書いていきます。

Document Checklist – Spouse (including dependent children of spouse) [IMM 5533]

こちらは、提出する書類に漏れがでないように確認するためのチェックリストです。
全ての書類が揃った後、最後にチェックしていって下さい。

①P(Page)1. Information about Previous Examination
こちらの項目は、初めて永住権を申請する場合は「No」を選択します。

②、③P1. 4.Financial Evaluation (IMM1283)
こちらの項目は子供がいない場合は、必要ないのでチェックボックスの横に「N/A」と書きます。

これから先も自分に関係のない項目で、Not applicable のチェック欄がない場合には同じように「N/A」を書きます。

④P2. 5.Class of Application
国内申請は一番上のチェックボックス「I am currently living in Canada with ・・・」
カナダ以外の国からの国外申請は真ん中「I am currently living outside Canada,・・・」
カナダ国内からの国外申請は一番下「I am currently living in Canada ,and・・・」
へチェックします。

因みに国内申請の方でオープンワークも一緒に申し込みする方はそちらの項目にもチェックします。

⑤P2. 7.Country specific requirements
日本は戸籍謄本、改正原戸籍謄本のコピーとその翻訳が必要なので、

  • A copy and certified translation of the “Koseki Tohon”
  • A copy and certified translation of the “Kaiseigen Koseki Tohon”

を記入しました。

チェックリストのポイントはこのような感じです。

重要な点が網羅されているので、チェックリストを見ながら書類を集めていくのもお勧めです。

スポンサーが記入する申請フォーム

Application to Sponsor, Sponsorship Agreement and Undertaking (IMM 1344)

こちらは、スポンサーとなる人(私たちの場合は旦那)が記入するフォームです。

P1 Part1-1 If you are found ineligible to sponsor, indicate whether you want to:
こちらの問いはスポンサーになる資格がなかった場合にどうしたいかについてチェックを付ける項目ですが、どちらでも自分が好きな方で良いです。

因みに私たちは、右側の「Proceed with the application for・・・」の方を選びました。

P2 SPONSOR RESIDENCY DECLARATION
Are you a Canadian citizen living exclusively outside Canada?・・・
スポンサーが現在カナダに住んでいる場合は「No」を選択します。

③、④P2,P3 SPONSOR ELIGIBILITY ASSESSMENT
私たちの場合は1〜4が「Yes」, 5〜18が「No」になりました。
※人により異なる可能性がありますのでご参考程度に!

⑤全て記入が終わったら、P4の「Validate」ボタンを押します。
Validateが成功した場合、下図⑦のようなバーコードが出てきます。
失敗した場合は、どちらかに記入ミスがあるのでそちらを訂正した後に、再度Validateボタンを押して下さい。

SPONSERSHIP AGREEMENT 等 全て記載事項に同意できたら、
P6 SIGNETURES 欄へスポンサー、スポンサーされる人共にサインと日付を書きます。
※もし、どちらかCO SIGHNER になっている場合は、そちらにもサインをします。

Use of a Representative [IMM 5476]

今回の申請をするにあたり、誰か代理人が申請してくれている場合にこちらのフォームを使用します。
自分で申請する場合には、こちらのフォームは使用しませんので省略します。

スポンサーされる側(申請者)が記入する申請フォーム

Generic Application Form for Canada [IMM 0008]

こちらは、スポンサーされる申請者(私たちの場合は私)の一般的な情報を記入するフォームです。

P1 APPLICATION DETAILS -3 How many family members , including you・・・の項目は、子供等がなく、自分だけの申請の場合は、「1」と入力します。

P2 NATIONAL IDENTITY DOCUMENT -1 Do you have a national identity document?
日本の場合このドキュメントはないので「No」を選択します。

P3 EDUCATION/OCCUPATION DETAIL -4 Intended Occupation
こちらの項目は私もよく分からず調べた結果、PRもしくはオープンワークビザが取れてカナダで働けるようになった場合どんな仕事に就こうと思っているのかを記入すると良いようです。

例えば、日本でホテルで働いていてこちらでもホテルで働こうと思っている場合、「Working in a hotel」のような感じです。

④全て記入できたら、「Validate」ボタンを押して下さい。

Validateに成功したら、バーコードが表示されます。
失敗したら、ミスしている点を修正をしてから、再度Validateボタンを押して下さい。

P6 CONSENT AND DECLARATION OF APPLICANT
Do you consent to be contacted by CIC, or an organization at CIC’s request, in the future?
に対する答えを「Yes」か「No」どちらかチェックを付けます。

P6 Consent to release information to intended province/territory of destination
「I,(first name, last name)」に続く蘭へ、スポンサーされる側(申請者)の名前を記入します。

P6 Consent to release information for Evaluation purposes
こちらも「Yes」か「No」どちらかチェックを付けます。

P6 Declaration of applicant
サインの欄にスポンサーされる側(申請者)のサインをし、日付を書きます。

Additional Dependants/Declaration [IMM 0008DEP]

こちらのフォームは扶養家族がいない場合は使用しませんので省略します。

Additional Family Information [IMM 5406]

こちらは家族の情報を書くフォームです。

自分、旦那、家族の名前、Martial status 、誕生日、住所、Eメールアドレスを記入します。

大事なポイントが下記2点です。

  • 日本人の名前は、ローマ字と漢字両方記入する 例:Hanako Yamada 山田花子
  • 自分に関係のないセクションには”Not applicable”と記入する

全て記入できたら、最後にサインと日付を書きます。

Schedule A – Background/Declaration [eIMM 5669]

こちらは主に自分のバックグラウンドについて記入するフォームです。

1UCI
UCI(Unique Client Identifier)はこれまでにカナダ政府から何かしらのVISA等を発行した方は持っている番号です。
お手持ちのVISAに自分のUCI番号が書かれているので、確認してみて下さい。

番号を持っていないもしくは分からない場合は、未記入で結構です。

5Education History
Elementary/Primary School
小学校へ6年通ったので「6」としました。

Secondary/High School
こちらには、中学校3年と高校3年合わせて「6」と記入しました。

University/College
大学または、短大に通った期間をこちらに記入すると良いかと思います。

私の場合中学校卒業した後に、高専という5年間の特殊な学校へ通ったので、初めの3年間をHigh Schoolとして、後の2年間を短大とみなしてこちらのCollegeへ含めました。
カナダで1年間Collegeへ通ったので、合計3としました。

Trade/Other Post Secondary
こちらに関しては上のUniversity/ Collegeと何が違うのか分かりかねたので、ご自身でお調べ下さい。
もしかしたら私の場合は、カナダでのCollege1年間はこちらへ含めるべきだったかもしれません。

・学歴を書く欄には、最新のものから順に記載していって下さい。

・「Certificate and Diploma issue」 の欄は、ない場合はN/Aと記載します。

・学歴が多く、表が足りなくなった場合は、「Add more rows」の「+」をクリックすると、新しい表が追加されます。

6Personal History
こちらには過去10年または、28歳未満の方は18歳以降いつどこで何をやっていたか自分の歴史を最新の出来事から順に記載していきます。

物事と物事の間の時間に空きが出ないように漏れなく記入しましょう。

たくさん色んなことをやってきた方は、書くことが多く、表が足りなくなります。
その際は、学歴記入の時と同じよう、「Add more rows」の「+」をクリックし、行を追加して下さい。

長い期間旅行していた時期や、何もしていなかった時期も記入する必要があるのでその点にも気をつけて下さい。

例として私は、
旅行に行っていた時の「Job /Activity title,Position」には、「Traveling」
実家にいた時は「Stay with my parents」等記入しました。

何も当てはまらない項目には「N/ A」を記入します。

④、⑤、⑥7Membership or Association with Organizations
     8Government Poistions
     9Military and/or Paramilitary Service

これらの項目は、当てはまる場合「Yes」を選択し、質問に従い記入して下さい。
当てはまらない場合は「No」を選択します。

10Addresses
こちらは過去10年または18歳以降に住んでいた住所を新しい住所から順に記載していきます。

6のPersonal History と矛盾が出ないように、期間にギャップなく記入して下さい。

SIGNATURE
全て記入が終わったら、Signature欄に自分の名前をタイピングし、日付を記入したらValidateボタンを押します。

問題がある場合はValidateが成功しないので、問題箇所を訂正したのち、再度試して下さい。

最後に、タイピングした名前の横に手書きのサインが必要なので、プリントアウトした後に忘れずにサインをして下さい。

Use of a Representative [IMM 5476]

誰か代理人が申請してくれている場合にこちらのフォームを使用します。
自分で申請する場合には、こちらのフォームは使用しませんので省略します。

スポンサーと申請者両方が記載するフォーム

Sponsorship Evaluation and Relationship Questionnaire (IMM 5532)

こちらのフォームはスポンサーとスポンサーされる側の両方で記載します。

Part A:スポンサーの情報とサイン
Part B:スポンサーされる側の情報とサイン
Part C:2人の馴れ初め、交際状況、その他の情報と2人のサイン

Part Aの 8、Part Bの4 Consent to discloseにある「If there is an investigation into marriage fraud about you ・・・」は結婚詐欺調査の協力についての質問です。

この質問に対し、私たちは「Yes」を選択しました。

その他提出書類

永住権申請費用のレシート

永住権の申請費用をお支払いした後にEメールに送られてくる、バーコード付きのレシートが必要です。

永住権申請費用のお支払い方法については、【カナダ永住権】ファミリークラス 申請費支払い方法にまとめていますのでそちらをご参考下さい。

結婚証明書のコピー

法的に結婚している場合は、結婚後にもらえるMarriage Certificate(結婚証明書)のコピーが必要です。

スポンサーの必要書類

身分証明書のコピー

下記、スポンサーの身分証明書のコピーが必要です。

スポンサーがカナダの永住権保持者の場合
  • PRカード(Permanent Resident Card)の両面コピー
スポンサーがカナディアンシティズンの場合

下記リストの身分証のコピーどちらか一つ

  • Canadian Citizenship certificate またはcard (両面)
  • 1977年2月15日以前に発行された写真なしのCanadian Citizenship Card
  • Canadian birth certificate
  • カナディアンのパスポート(顔写真が載っているページ)
スポンサーがインディアンの場合
  • Indian status cardのコピー

雇用証明書

現在スポンサーが働いている会社から、下記を含むレターを書いてもらう必要があります。

  • 雇用期間
  • 給料
  • 1週間に働いている時間

もし、スポンサーが個人事業主の場合はfinancial documents が必要です。

収入を証明する書類のコピー

こちらの書類はCRA(Canada Revenue Agency)のサイトからスポンサーのアカウントにログインし取得できます。

最新のNotice of Assessment のLine 150を含むページのコピーが必要です。

申請者の必要書類

身分証明書のコピー

・最新のパスポートの顔写真が載っているページ(カナダにいる場合は、カナダの入国時に押されたスタンプがあるページも)のコピーが必要です。

出身国とカナダ以外の国にいる場合は、その国の滞在ビザのコピーも併せて必要です。

カナダに住んでいる場合ステータスが確認できる書類のコピー

申請時にカナダにいる場合は、学生ビザ、ワークビザ、ワーホリビザ、ビジタービザなどのビザのコピーが必要です。
もし、観光で入国しビザがない場合は別紙にどのようにしてカナダにいるのかの説明しなければなりません。例えば、eTAを申請したことが証明できるものとともに説明すると良いかと思います。

出生証明書

こちらの出生証明書はカナダの大使館または領事館で申請できます。

私の場合、申請から取得までに2週間かかったので早めに申請をすることをお勧めします。

申請の際に必要な書類は下記です。

  • 申請願書(領事館に用意してあります)
  • 最新の戸籍謄(抄)本
  • パスポート
  • 外国人名が含まれる場合、綴りを確認できる公文書

手数料は15ドル(2021年4月)です。

戸籍謄本、改正原戸籍謄本とその翻訳 

日本人の提出書類の中に、戸籍謄本と改正原戸籍謄本、その翻訳のコピー(certified copy)があります。

戸籍謄本と改正原戸籍は、日本の役所で取るか、ご家族に代理で取得してもらいカナダへ送ってもらうかし、取得して下さい。
もしカナダへ送ってもらう場合は時間を要す場合があるので、なるべく早めに準備しておきましょう。

翻訳についてはComplete GuideのTranslation of documentsに記載されているように、
公認の翻訳家による翻訳もしくはそうでない場合はAffidavit(宣誓供述書)が必要になります。

私はMOSAICで翻訳してもらいましたが、5日程でしかも145ドルで出来たので良かったです。
翻訳するワードの数で値段は変わってきますが、他の翻訳業者に比べそれほど高くなくおすすめです。

提出するコピーについては翻訳家によるcertified true copyが必要になります。

私が利用した翻訳者による翻訳は、原本の他、「true copy」のスタンプが押印されたコピーを頂けたのでそちらを提出しました。

警察証明書 

警察証明書は、日本の警察署もしくはカナダの大使館・領事館で発行手続きが出来ます。

カナダの大使館・領事館で申請する場合、受け取りまで2ヶ月程度かかるようです。
また、発行されてから3ヶ月の有効期限なので、申請する時期を考え申請して下さい。

カナダでの入手方法は、それぞれの地域の大使館・領事館のページをご参照ください。

私は日本の警察署にて無料で入手しました。

申請に必要だったものは、パスポート、住民票、証明書の必要性を確認できる書類(永住権の申請用紙に情報を記入したもの)で申請から1週間ほどで取得しました。

警察証明書は開封すると無効になるので封を開けないようにして下さい!!

証明写真2枚

6ヶ月以内に撮られたPermanent Residence Card 用の50mm×70mmの証明写真が2枚必要です。

写真の裏に下記情報を必ず記載しておいて下さい。

  • 名前、生年月日
  • 写真屋の名前と住所
  • 写真を撮った日の日付

写真は、ロンドンドラッグやコストコなどで撮ることが出来ます。

私はコストコにて2枚で$7程度で撮りました。
出来上がりまでに2〜3時間かかりましたが、コストコは安いのでおすすめです!

2人の関係を証明する証拠

2人の関係を証明する為に必要な証拠書類は人により提出するものが異なるので、ご自身に必要なものをよく確認して下さい!

現在、スポンサーと一緒に住んでいない場合

この項目は通常国外申請の方が当てはまるかと思います。
カナダにいるけど2人で一緒に住んでいない場合は国外申請で申請ということになっています。
私はカナダで旦那と一緒に住んでいますが、国外申請にしたので念のためこちらの書類も提出しました。

スポンサーと一緒に住んでいない場合は下記2点の書類が必要です。

  • 手紙、テキストメッセージ、メール、SNSでのやり取り等、2人の関係が証明できるもの(最高10ページ
  • スポンサーが訪ねてきた時の、航空券やパスポートに押されたスタンプのコピーなどの証拠書類

私はテキストメッセージやLINEでのやり取りをスクリーンショットして1ページに5枚づつ貼り付けました。日本に帰ってスポンサーと離れている期間の会話を中心にまとめましたが多すぎて10ページに収めるのは難しかったです。

また、航空券などの証拠書類については、基本カナダにいた為、スポンサーが私に会いに日本へ訪ねて来ることはなかったので、一緒に日本へ旅行へ行った時の航空券のチケットを証拠として提出しました。

もし、スポンサーが訪ねてこず何も証拠として提出するものがない場合は、IMM5532のフォーム PartC Question 4 にきちんと説明をすると良いようです。

現在、スポンサーと一緒に住んでいる場合

こちらは国内申請の方と、国外申請だけど一緒に住んでいる方は当てはまるかと思います。

下記リストのうち2点の書類が必要です。

  • 連名でオーナーとなっている住宅物件の証明書
  • 賃貸物件の居住者として2人の名前が載っている契約書等
  • 銀行やクレジットカードのジョイントアカウント、または、電気、ガス、電話、インターネットなどのジョイントアカウントが証明できる書類(最低1つ)
  • 車の保険に2人の名前が記載されており同じ住所の居住者として保険会社に認められていることが証明できる書類
  • 運転免許証などカナダ政府が発行したもので2人の住所が一緒である証明
  • その他、ジョイントであるかどうかに関わらず住所が同じであることを証明できる書類(携帯電話、TAXフォーム、銀行・クレジット口座、保険等)

私たちは、銀行のジョイント口座と2人の運転免許証のコピーを証拠として提出しました。

2人の間に子供がおり、お互い初めての結婚で、結婚して2年経っている方は、2人の関係を証明する書類は以上です。この先の書類は必要ありません。

2人の間に子供がいる、お互い初めての結婚、結婚して2年経つのどれか一つでも当てはまらない方

このような方は、追加で下記書類が必要です。

  • 結婚式、婚約式、その他のお祝い事等を含む2人の交際を証明できるような写真20枚
    -日時や場所が違う写真
    -それぞれの写真に名前・生年月日・写真の説明を記入する
  • 下記のリストから2点
    -会社や保険などの書類の中にパートナーが配偶者として示されていることが分かるもの
    -お互いのファイナンシャルサポートや2人で協力してお金をやりくりしている事が証明できるもの
    -家族や友達からの手紙や2人の関係が分かるSNSの投稿等、他人が2人の交際を認知している証拠
    -現在一緒に住んでいない場合、過去に同棲していた事が分かるもの

私達は、お互いに写真は頻繁に撮っていませんでしたが、なんとか20枚かき集めました。

その他の書類については、お互いの保険のSpouse欄にお互いの名前が書いてあったのでそちらのコピーと、結婚式の時に友達からもらったメッセージカードのコピーを証拠として提出しました。

以上が、提出書類になります。

もし、どうしても揃えられない書類があった場合は、別紙に揃えられない理由を添えてもし代わりに証拠となるものがあればそちらを一緒に添えると良いようです。

書類を集める時の注意点

  1. ホチキスやバインダーなどは使わないこと。クリップはOKです。
  2. 集める書類の中には時間がかかるものもあります。時間に余裕を持って、時間がかかりそうなものは早めに準備しておきましょう。
  3. 自分に関係のないところには「N/A」もしくは「Not Applicable」と記載しましょう。
  4. サインを必ず忘れずにしましょう。

まとめ

今回は永住権のファミリークラスで申請する際の書類について記載しました。

書類の並べ方やその後の流れについては、2021 【永住権】カナダ ファミリークラス申請方法の方にまとめていますので、そちらを参考にして下さい!

集めるものが多く途中で投げ出したくなる方もいらっしゃると思いますが、諦めずに頑張りましょう!!

この記事が少しでも多くの方の参考になれば嬉しいです。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

  1. TBK より:

    こんにちは、
    同じくカナダのファミリークラスのビザを申請するために情報収集をしていてたどりつきました。
    突然ですが一つ質問があるのでよかったらどのように回答したか教えてください。Generic Application Form for Canada [IMM 0008]のcurrent county of residence のところに日付を記入する欄がありますが(From とTo) To はいつの日付を入れましたか?
    私は現在東南アジアに住んでいますが、いつ出国するのか未定なので困っています。

    移民局のサイトも何度も何度も読みましたが、やっぱり日本語でわかりやすく書いていると心地がよいです。参考にさせて頂います。

    • とってぃ より:

      TBKさんこんにちは。
      コメントありがとうございます。

      ご質問についてですが、現在東南アジアにお住まいとの事で、その国のビザをお持ちでしょうか?
      もしお持ちでしたら、ビザが切れる日付を記入すると間違いないと思います。
      私は、ビジターでカナダに滞在中でずっといる予定でしたが、その当時に合法で滞在できるギリギリの日付を記入しました。

      出国する日が早まっても、遅くなっても特に問題はないかと思います。
      実際に私はその後ビザを更新し、記入した日付よりも長くカナダにいましたが問題なかったです。

      もし申請中に、住む場所が変わった際は、その時にIRCCへ連絡すると良いです。

      参考になれば幸いです。

  2. TBK より:

    丁寧な返信ありがとうございます。
    とってぃさんのを参考にビザの期限を記入しようと思います(もちろん、万が一何かあっても責めるなんて非常識なことはしません😌)。
    私たちは、アプリケーションを一度コンサルトに見てもらおうとかれこれ10社近くコンタクトしたのですが日系のところはどこも責任の所在が明らかでないと、断られてしまい、日系以外のところも返信が来なかったり、うさんくさかったり(失礼ですが)、なんだかんだ自分たちでやることになりそうです。
    この、途方に暮れるアプリケーションをとってぃさんとパートナーさんで成し遂げたなんて、本当に尊敬の眼差しです。
    ありがとうございました。

    • とってぃ より:

      ご返信ありがとうございます。
      念の為に他の方の意見も調べてみましたが、ビザの期限を書くという意見が多数あったので少なくともその方々もそれで通っていると思われます。
      そうなんですね、コンサルタントを探すことすら難しいのですね。。値段も高額だったり信用できるかも重要ですしね。
      書類を集めたりするのが大変(東南アジアだと更に大変?)でしたが、意外と自分でもできるものなので、TBKさんも頑張って下さいね!応援しています。
      少しでも私のブログが役に立っているのなら、とても嬉しいです。
      また何かありましたら分かる範囲でお答えしますのでお気軽にコメント下さい!

  3. ロビン より:

    只今、ファミリークラスでPR申請準備中でこちらのブログにたどり着きました!
    とても分かりやすくて書類の写真もあり凄く助かりました!
    ありがとうございます😊

    • とってぃ より:

      ロビンさん、コメントありがとうございます。
      そのように言っていただきとても嬉しいです!
      こちらこそありがとうございます。
      PR申請大変とは思いますが、頑張って下さいね!応援しています。

  4. K より:

    こんにちは。今永住権の申請中で、ブログを参考にさせていただいています。丁寧に書かれているのでとてもわかりやすく助かっています。
    お伺いしたいことがあるのですが、place of birth のcity/town には都道府県か市町村名、どちらを記入されましたか?
    お返事お待ちしています。

    • とってぃ より:

      Kさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。
      参考にしていただき嬉しい限りです。
      Place of birth の city/townに関してですが、私の場合、生まれた時の県と市が偶然にも同じ名称だったので特に気にならなかったのですが、’市/町’となっているので市町村名を書くのが適切ではないかと思います(私ならそうします)。バックグラウンドを書くフォーム(IMM 5669)にもcity /townを記入する所があると思いますが、そちらには都道府県でなく市町村名を書いてPass出来ました。
      要は、Place of birthのところは出生証明書と戸籍謄本の出生地の市/町とマッチすれば良いのではないかと思います。
      大変かと思いますが頑張ってくださいね。

  5. Ban より:

    とってぃさん、こんにちは。
    今まさにPR申請の準備段階で、こちらのブログにとても救われています。
    詳しく書いてくださってどうもありがとうございます。
    ひとつ質問があるのですが、戸籍謄本や改製原戸籍謄本は結婚後に取得したものでないといけないのでしょうか?
    もしご存じでしたら教えていただけると嬉しいです。

    • とってぃ より:

      Banさん、こんにちは!
      PRの申請準備中なのですね。ご参考いただき嬉しく思います。ありがとうございます!

      ご質問についてですが、戸籍謄本や改製原戸籍謄本は結婚後に取得したものではないといけないという決まりはないようです。実際に私の友達は結婚前のものを提出していました。
      ただ、PRカードの苗字を旦那の苗字にしたい場合や、急ぎではないのであれば結婚後の戸籍謄本を取得後にパスポートの苗字を変更してから申請することを個人的にはお勧めします。

      書類集めも大変かと思いますが、頑張ってくださいね!

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