カナダ永住権【健康診断】案内を受け取った後の流れ 2021

申請手続き

現在、カナダの永住権をファミリークラスで申請中なのですが、7月5日に健康診断の案内が政府から届いたので、翌日健康診断へ行ってきました。
2021年9月、永住権を無事に取得しました!

どのような流れで、どこで受診できるのか、診断後すべき事があるのか等、気になる方がいらっしゃると思いますので、今回は自分が体験した内容を、皆様と共有していきたいと思います。

因みに私がファミリークラスで申請後どれくらいの期間で健康診断の案内メールを受信したのかご興味がある方は、下のファミリークラス申請方法の❻書類提出後→進捗状況にタイムラインを載せているので是非ご確認下さい。

政府から健康診断の案内を受け取る

永住権の申請後、書類が受理されプロセスが始まると、健康診断の案内が政府からメールで送られてきます。IRCCのアカウントと申請ファイルの紐付けが済んでいる方は、自分のアカウント内でメールを確認できますのでそちらをご確認下さい。

メールに添付されている「Medical Examination Instructions(IMM1017E)」というPDFファイルに健康診断の詳細が記載されています。

政府指定医が居る病院を探し診断の予約をする

Find a Panel Physiciansから自分が住んでいる国と地域を入力すると政府が指定するお医者さんのリストが出てくるので、その中からお選び下さい。

健康診断にかかる費用などはそれぞれの病院によって異なるので、気になる方は対象の病院をホームページで調べることをお勧めします。

因みに私はリッチモンドに住んでいますが、バンクーバーのDwyer Immigration Medical Servicesに行くことに決めました。理由は、レビューの評価がとても高く、金額も他のクリニックと比べ安かったからです。

行きたい病院が見つかったら、電話・メール・オンラインフォームのいずれかで診察日の予約を取ります。

因みに私が選択した病院は、オンラインフォームからの予約が可能でしたが、なぜかサインインが上手くいかず、結局メールにて予約をしました。

健康診断の案内が届いてから30日以内に受診しないといけないので、その点に注意して下さい。間に合わない場合は、IRCCへその旨を連絡する必要があります。

健康診断の当日

必要な物

健康診断で必要なものは下記です。

  • マスク(コロナ禍のため)
  • 印刷したメディカルレポートフォーム(IMM1017E)
  • パスポート
  • MSPカード(持っている方のみ)
  • メガネ・コンタクトレンズ(必要な方のみ)

IMM 1017Eの中には写真4枚との記載もありますが、病院によっては当日に撮影してくれるので持っていく必要がありません。事前に写真が必要かどうかは確認されておくことをお勧めします。

もし、IFHP(Interim Federal Health Program)に参加しており健康診断がカバーされている方は、IMM 1442,IMM 5695,IMM5985のいずれかの書類も必要になります。

持病がある方、過去のメディカルレポートやテスト結果等をお持ちの方はそちらも一緒にお持ち下さい。

健康診断の流れ

私が行った病院での健康診断の流れは以下のようでした。

受付

受付にIMM 1017Eの紙、パスポート、MSP(持っていれば)を提出します。

写真を撮る

壁側に移動し、受付にいた人から顔写真を撮ってもらいます。

問診票に記入する

問診票を受け取り、個人情報の記入とメディカルヒストリーなどの質問に答えていきます。
2ページ記入しサインしました。

1回目のお支払いと診断の流れ説明

問診票を提出し、レントゲン以外のお支払いを済ませたら、受付の方が診断の流れと、診断後の流れを細かく説明してくださいます。
この時に、オンラインのレシートとe-medicalのファイルが病院側からメールで送られてきます。

e-medicalのファイルは健康診断を受けたことの証明となるので大切に保管しておいてください。

尿検査

尿検査の容器と鍵を受け取り、指定されたお手洗いにて、10〜20mlの尿を取り受付に提出します。

ドクターによる問診と身体検査

個室に案内され、身長、体重、目の検査をした後に、ドクターによる血圧測定、問診と触診等を行います。
服は着たままでOKでした。

血液検査

部屋を移動し、血液を採取されます。2本分採取されました。

レントゲン

レントゲンの検査は違う建物であった為、地図とファイルを受け取り、指定された場所へ向かいます。
到着したら、受付の方へファイルを渡しレントゲンのお支払いを済ませます。
準備が整ったら、レントゲンを撮ります。

着替えが終わったら終了です!

通常健康診断に掛かる時間は2時間程度が普通なようですが、私の場合は待ち時間はほぼ無く30分〜40分で全て完了しました。病院の方の手際がよくとてもスムーズに進みました。

バンクーバーにお住まいの方は、Dwyer Immigration Medical Servicesはとてもオススメです!!

掛かった金額

健康診断でかかった金額はトータルで310ドルでした。
※病院や曜日によって費用は前後します。

健康診断費(レントゲン検査を除く)$240
レントゲン検査$70

健康診断が終わったら

健康診断の結果が出るまでに10営業日(2週間)程度掛かります。

診断結果に異常がない場合

診断結果に問題がない場合は、病院からIRCCへ10営業日以内に直接検査結果が送られます
自分で何かする必要はないです。

病院から電話がかかって来ない=検査結果に問題なしとの事です。

IRCCが検査結果を受け取り問題ないと判断された場合に、申請ステータスが健康診断合格に変更され申請のプロセスが次へ進んでいきます。

因みに、私は検診後2週間後にIRCCアカウントの申請ステータスが「健康診断合格」に更新されました。

申請ステータスが変更されるタイミングは人により差がありますが、大体検診後10日〜3週間が目安のようです。

診断結果に異常がある場合

診断結果に異常があった場合10営業日内に病院から電話がかかってきます

IRCCから追加の検査リクエストが来る場合もあるようです。

もし追加で検査が必要な場合や治療が必要な場合はその費用がプラスで掛かります。

重病の場合は、永住権の申請自体が却下されることもあるようです。

健康診断の結果は1年間有効なので、e -medicalなど証明となるものは念のために保管しておきましょう!

まとめ

今回は、永住権申請の際に必要な健康診断について記載しました。

永住権申請後に健康診断案内を受け取ったら、指定病院を予約し、必要なものを持って受診、検査結果を待つという流れです。

検査後は、アプリケーションの申請ステータスが「合格」に変わるまではドキドキすると思いますが、これを乗り越えた後、何も問題なければ永住権取得まであと少しなので楽しみに待ちましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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